コープシティ花園 GARESSO

コープシティ花園 GARESSO
●所在地
新潟県新潟市花園
●竣工時期
2002年11月20日
●規模
延床面積/13,026.67m²
地下1階/地上16階/塔屋1階
最高部高さ/58.958m(平均地盤面より)
●PC仕上げ・仕様
高層部-45角磁器質タイル(ハイドロテクトタイル)打込超軽量PC板
低層部-100角磁器質タイル(ハイドロテクトタイル)打込超軽量PC板
●設計
久米・創設計共同企業体
(株式会社久米設計、株式会社創建築設計事務所)

JR新潟駅万代口広場に面して、新潟市の玄関に相応しいシンボルの実現と人の溢れる拠点を目指す建物として、「コープシティ花園GARESSO」はオープンしました。 この地区は昭和39年に新潟地震を被災したことによる構造体力の低下と機能低下をきたしており、周辺環境を含め玄関口としては程遠い状況でした。再開発により、ホテルを核とした物販店・飲食店・コミュニティホールの複合施設が誕生し、2階にはJRに直結する上空連絡通路もでき、周辺施設との一体化も図りました。人の流れが変わり、駅前周辺を回遊するひとが多く見受けられるようになっています。

低層部のメインの入口まわりには御影石を用いて重厚感・高級感を演出し、2階部分はガラスを多用し、商業施設のもつ賑やかさ・華やかさが道行く人に伝わるように工夫しています。夜にはガラスを通して光が溢れ、より一層賑やかさ・華やかさが増す計画としています。また、低層部のタイルは100角を使用し、質感があり自然の風合いが伝わるものを選定しています。

高層部はホテル部分であり、高級・清潔なイメージを伝えるとともに駅前のシンボルとなりうるように、白系(トキのイメージ)の45角タイルを使用しています。自浄作用のあるタイルを選定することで外装の汚れを極力抑える工夫をしています。客室にはバルコニーを設け、メンテナンスを容易に行えるよう対応しています。外壁を超軽量PC板とすることで構造の負担を軽減し、イニシャルコスト低減にも寄与しています。

株式会社 久米設計
加藤 実

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